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ステージの進行
私は、ジャズボーカルを勉強しているアマチュアプレイヤーです。
いつもは、ライブハウス等で演奏していますが、実は今度、大きな「病院」内で患者さんの前で演奏させていただく事になり、初めての経験なので色々考えすぎてます。会場のみんなでクリスマスソングを一緒に歌う、という所もあります。うまく進行できるかすごーく不安です。
私としては、あまり病院ということにとらわれずいつも通り自然に行きたいのですが、、、でもでもやっぱり、選曲はもちろん、いつもより思いやりのある言葉や態度で臨むべき、と思います。もちろん歌は、今自分に出来る限り良い演奏をします!「ボーカルは、フロントに立って、歌って、進行もして、他にもたっくさんやることがあるから責任重大なんだよ!」っておっしゃってた、やまもと先生の言葉を実感しています。
やまきょう先生のステージはまるで魔法のようです。みーんな自然に踊ったり歌ったりしちゃいますよね!
是非是非アドバイスをお願いします! |
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歌手としての素晴らしい機会ですね。
さて、患者(聞き手)さんが欲しているのはなんでしょうか? 思いやりのある言葉や態度等はもちろんの事、歌い手さんの”爽やかさ”では、ないでしょうか。元気で爽やかな空気を他人から受けると人は気持ちが良くなるでしょう。
その爽やかさは、何処から出てくるかというときっと、その人の人間性&人を心地よくしてあげたいという気持ちの持ち方に付随するといえるでしょう。まして、会場が病院ならば尚更だとおもいます。
歌は、人の心を豊かにするもの。あなたの中にある最大の愛をもって、聞き手をイメージすれば自然に話すことも選曲も湧いてくるというものでしょう。自分の事、大事な家族や恋人のことを思ったり、いままでに経験したことを思い出し、イメージして”心を込める”ことです。
それからもちろん歌に集中する。そうすればあなたのパワーが伝わってくれることでしょう。そのために当日までに最善の注意と努力を払って、常に一回のステージに臨むのが理想だと思います。大切なのは、あなたの言葉で表現するということ。受け売りで消化不良の言葉は、人の心に届きません。
最後にもう一つ。”落ち着いて”あなた自身がその場、その時間を”楽しんで”下さいね。歌の人の落ち着きとあなた自身が楽しい気持ちであることがそのまま伝わりますから。それと駄目押しでもうひとつ!「押せ押せ」の威圧感を与えるのではなく聞き手にはあくまでもリラックスしてもらえるような空気づくりが何よりです。
さぁ、この事を踏まえて患者さん達を爽やかに、そして元気にしてあげて下さい。心が元気になると本当に身体も元気になるんですって★
PS; ここで書いた事は患者さんの前で歌う時だけでなくても普段のステージでも同じ事だと思います。
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喉を痛めてしまった時の練習法は?
最近風邪をひいてしまいまして、声の調子がよくありません。そういう時はどんな練習をすればよいのですか。 |
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風邪をひいてしまったり何かのきっかけで声を出すのが困難になってしまった時は、無理に声を出さない事です。
風邪の場合は、それを治すことがまず先決です。そして咽のコンディションが整ってから直接声を出す練習をして下さい。焦って声を出すと声帯をいためてしまうこともあります。そうなっては、火事の現場に油を注いでいるようなものですから、注意して下さい。
声を出す仕事の人に対する一番基本的なで大切なアドバイスは、咽を普段から大切にする事を心がけることだと思います。良い歌が歌える云々という事はそれからの話です。もっと厳しく言うならば、咽の管理ができないようでは歌の仕事が出来ないということでもあるのです。
咽の細かい仕組みついてはレッスンでやるとして、ココで知って欲しいのは、必ずしも声を出す事だけが練習ではないという事です。そういう時こそあなたのイメージ力を発揮させて、音源を細部に渡って聞き込んだり、詩の情景を幾つも創ったり、音の上がリ下がりの絵を頭に浮かべたりする事もできるでしょう。声帯はそんなイメージの中でも動いているそうです。ですから全然無駄ではないのです。それに音を出さない事も音をより深く知ることにもなります。
それから、声を出せないときにこそ、コードや簡単な理論、譜面を書くなどの作業をやる期間ではないですか? 声だけではなく目や手、耳をフル活用して歌の練習に励んで下さい。
アイディアを出しながら楽しんで練習してね。とにかく、早く風邪を治す事。
あっ、それとかかりつけの耳鼻咽喉科をもつ事をお勧めします。 |
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舌を柔らかくするトレーニングは?
またまた私の生徒さんの悩みですが、いくつか相談させて下さい。よろしくお願いします!
・歌う時に、舌が手前に来すぎて、平らな声になってしまいます。舌を奥に引っ込めた方が良いと思うのですが、本人にとっては難しいようです。舌(舌根)は柔らかい方が良いのでしょうか?
柔らかくするトレーニングはありますか?
・軟水はノドに良く硬水は良くない、という噂があるそうですが、御存知ですか? |
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口を開いた時に下の葉の裏側に舌が付くような感じをつくり、まず声を出す練習をします。多分、各母音によって口の中の状態がまばらだと思いますが鏡を見ながら一定の舌の状態になるように調整しましょう。
それから、奥に引っ込めるというのも程度の問題が有ると思いますので(引っ込め過ぎれば力が入ってしまいかねないですね)“左右に広がる“という表現をした方が良いとおもいます。そして盛り上がらないように気を付けて調整してみて下さい。
ちょっと古いですがボディ・ガードという映画でホイットニー・ヒューストンがアップで唄ってるシーンがありますがとても美しい開口状態でとても参考になると思います。
それから、舌が前に出てしまうのは舌が硬いからだとは一概に思えませんが舌を柔らかくする事は、“あご”や“気持ち”という事に関連性があると思います。先にその部分をリラックスさせる必要があると思います
2つ目の質問について。
食べ物、飲み物など良い悪いといわれるものは様々な噂が出回っていますが私は基本的にその人にとって必要なもの、栄養のあるものが心身共に“良い”と思っています。とっても極端な事を言うとタバコは直接咽には害だと思いますが、その人にとってなくてはならないのであれば(気持ち的に)やはりその時点では必要なものでしょうね。
でも、ステージでの責任は本人に有るということです。又、辛いものを沢山食する韓国やメキシコの歌手はどうでしょうか?世界的に活躍している方々がいますね。
前置きが長くなりましたが欧米諸国ではほとんどが硬水ですね。それでは、ヨーロッパの歌い手はまずい唄を唄うのでしょうか?3大テノールは唄が下手なのでしょうか?わたしはとても尊敬する歌い手が沢山欧米諸国にもいます。
実は私、大のコーヒー好きなのでやはり硬水も好きで~す★ |
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